オリンピック 開催地 東京 【2020年開催となるか!?】 [スポーツ]
2020年夏季 オリンピックの開催候補地
今現在3候補地が、残っていますが、最終的に9月7日にアルゼンチンの
ブエノスアイレスで行われる第125次IOC総会で開催地が決定します。
現在候補として残っている都市ですが・・・
【現在の候補国と都市名】
①トルコ ・イスタンブール
②日本 ・東京都
③スペイン・マドリード
の3ヶ国で争われています。
2020年夏季オリンピックの候補は、もともと6ヶ国の候補がありました。
ではなぜ?その国が落選したのか?と
その理由を見てましょう。
【落選 した国と都市名、その理由】
(1)アゼルバイジャン ・ バクー
理由 「インフラの未整備や国際大会の開催経験の乏しさ」
(2)カタール ・ ドーハ
理由 「10月開催による観客数やテレビ視聴者の低下、気象条件の悪さなど」
(3)イタリア ・ ローマ(辞退)
理由 「2012年2月14日に欧州危機による財政難からの再建を進めている
マリオ・モンティ首相が招致計画を支持しないことを表明、事実上ロー
マが立候補を取り消す形となった為」
総合的に落選理由としては、開催地としての能力が単純に不足しているから
という理由ですね。
では落選理由もわかりましたので、改めて残り3ヶ国の詳細を見てみましょう。
①トルコ ・イスタンブール
2000年夏季オリンピック、2008年夏季オリンピックは正式立候補都市に選
定されたものの、開催地決定投票でそれぞれシドニー、北京に敗れた。
また、2004年夏季オリンピックと2012年夏季オリンピックにも立候補したが、
書類選考で落選した。同国およびイスラム圏での初開催を目指している。
一方、トルコはUEFA EURO 2020の開催国としても立候補しており、イスタン
ブールが2020年五輪の開催都市に決まった場合、EUROの開催は認めない
とIOC会長のジャック・ロゲが述べている。
またUEFA会長のミシェル・プラティニも同様の発言をしている。
また、2013年6月には2013年トルコ反政府運動が発生し、デモ隊と治安部隊
による衝突が続いている。
候補有力となったきっかけは、空母ヴァリャーグの出港を認め、中国から後押
しをを約束された背景がある。
今回は、大国中国の動きが肝要との見解が多いようですね。
②日本 ・東京都
2016年夏季オリンピックに立候補したが、2回目の投票で敗れた。
1964年夏季オリンピックの開催経験がある。
国内では、札幌市が1972年冬季オリンピックを、長野市が1998年冬季オリン
ピックを開催。
2002年には大韓民国との共催でFIFAワールドカップを開催した。
2019年にはIRBワールドカップを開催する。
56年ぶりの夏季五輪開催を目指している。
一方で、全日本柔道連盟の理事による女子選手へのセクハラや体罰の問題
東京都知事の猪瀬直樹によるイスラム諸国への批判が国内外で波紋を呼ん
だ。
③ スペイン ・ マドリード
1972年夏季オリンピック、2012年夏季オリンピック、2016年夏季オリンピック
に立候補したものの、開催地決定投票でそれぞれミュンヘン、ロンドン、リオデ
ジャネイロに敗れた。
1982年FIFAワールドカップの決勝戦や、1986年の世界水泳選手権を開催。
国内ではバルセロナが1992年夏季オリンピックを開催した。
首都マドリードで初の開催を目指す一方、国内では深刻な経済危機によって
高い失業率や緊縮財政が続いている。
どの国も一長一短ありますね。では3都市の評価を見てましょう。
評価採点は14項目で、それぞれ「計画通りに行った場合の最高点」と、「計
画通りに準備が進まなかった場合の最低点」の2つの得点が表示されています。
《最高得点》
(1) マドリード123.5 (2)東京123 (3)イスタンブール110
《最低点》
(1)マドリード103 (2)東京101.5 (3)イスタンブール85.5
となっており最高点の合計、最低点の合計どちらを見てもマドリードがトップ。
東京は2位です。
しかし、この点数だけで決まらないことは、前回・東京が一番の評価を受けな
がら、最終選考で惨敗したことでもわかります。
【最終決定までの流れ】
●1月7日 詳細な開催計画をまとめた立候補ファイルの提出期限日を迎え、
イスタンブール、東京、マドリードの3都市がIOCへファイルを提出。
●3月 - IOCの評価委員会が各立候補都市を視察。
●6月25日 - IOCの評価委員会が、現地視察による各立候補都市の長所と
短所を記した報告書を公表。
報告書はIOC委員が開催都市を決定する際の参考資料となる。
公平性を保つため、得点など3都市の優劣を直接表す文言は記
載されず、財政や会場計画など各項目ごとに各都市の長所やリ
スクを記載した形となった。
●7月3日
-7月4日 - スイスのローザンヌにおいて、IOC委員に対して各立候補都市の
プレゼンテーションが行れた。
●9月7日 - ブエノスアイレスで開かれる第125次IOC総会において、開催都市
が決定。
まず、各立候補都市による最終プレゼンテーションが行われたあと
IOC会長のジャック・ロゲや立候補都市を抱える国の委員を除いた
約100人のIOC委員による投票が行われる。
投票は電子投票で行われ過半数の票を得た都市が開催都市に
選出されるが、1回目の投票で過半数の票を得た都市がなかった
場合、最も票の少ない都市を脱落させて2回目の投票を行い、この
手順で過半数を得る都市が出るまで投票を繰り返す。
投票終了後、午後5時(日本時間の翌8日午前5時)から開催地発表
セレモニーが30分間開かれ、ジャック・ロゲ会長によって開催都市
が発表となります。
と、最終発表が日本時間において9月8日 午前5時頃となるようです。
はたして東京開催となるのでしょうか?
期待と不安が入り混じるところですが発表を待つしかないですね。